3rdアルバム「Just Believe!!!」を聴いて。

皆さんこんにちは、ゆーさんです。

 

今回は9月2日に発売された虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会3rdアルバム「Just Believe!!!」の収録曲を聴いた感想を少しですが、書いていきたいと思います。

時間の関係で本当にさらっと書く感じになりますが、2ndライブの感想でまた細かいことは書くことになると思うのでよろしくお願いします。

 

・・・と言いながら書き進めていったら7000字オーバーしてました(笑)

 

 

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9月2日の発売日でしたが、僕は前日にフラゲしました。

この日を本当に楽しみに待っていました。

何故ならキズナエピソードと深く関係のある楽曲でメンバー一人ひとりの心情を表しているからです。

 

と言いますが、実は10人全員のキズナエピソードを全て読めているわけではなく、知らない部分もそれなりに多いのでそういう点でも今回のアルバムはすごく楽しみにしていました。

 

試聴動画が公開された時はもちろん全員分聴いていましたので、9人の楽曲は試聴動画で聴き、栞子ちゃんはキズナエピソード6話まで一気に進めて楽曲解放させて聴きました。

新しい感じの曲もあってそれはそれは新鮮でしたよね。

 

個人的な感想や解釈を多く含むので、私はこう思うとかありましたらどしどし言ってくださったら嬉しいです。

 

・Say Good-Bye 涙

 

アップテンポで明るい曲調で、強くなった歩夢ちゃんの心情を表している曲ですね。

最初の曲である夢への一歩では自分自身の弱みも見せていた一曲でしたが、その次の開花宣言からは前を向いていこうという心情が現れ、今回のSay good-bye 涙では今までは涙を見せていたけど、これからは夢叶えるまでは涙は見せない、次流す涙は夢叶えた後にみんなと一緒に流すんだ、という強い想いが歌詞に込められています。

 

 「もう涙なんて見せない」

「ため息だってつかない」

「夢叶えるその日まで」

「次に涙流すのは」

「一人じゃなく皆一緒に」

 

歌詞にはっきりその心情が出ていますね。

僕はこの曲を初めて「歩夢ちゃん、強くなったな。大きくなったな。もう大丈夫だよね。」とちょっと安心したような気持ちになりました。

以前、記事にも書いたと思いますが、歩夢ちゃんは純粋な心を持っていてコツコツ努力する女の子です。

夢への一歩からコツコツと努力し、今回すごく強くなったことがわかりますね。

僕自身もすごく嬉しいです。

 

・Margaret

 

ダイアモンド、☆ワンダーランド☆はとにかくかわいい私を見て!というような曲でありましたが、無敵級*ビリーバーで少し弱気な自分を見せていました。

そして今回のMargaretでもかわいい私だけではなく、泣き顔も変顔も出る「素顔」を見てほしいという心情を歌っています。

 

「泣き顔も笑い顔も 全部見てほしい」

「たまに出る変な顔も 笑って許してね」

 

 

ここで思ったのはかすみんもみんなと同じ普通の女の子なんだな、ということです。

日本一かわいいスクールアイドルを目指していて、かわいく見せるための努力は人一倍していることは誰もが分かっていることだと思います。

 

キズナエピソードでも鏡を見て「・・・・・・かすみん実は、可愛くないとか・・・・・・?」と自信なさそうに呟くシーンがあります。

 

こんな自信のないかすみんはかすみんらしくないと思った方ももしかしたら居るかもしれませんが、Margaretに続くとこれも彼女のありのままの姿であると言えるでしょう。

そんな努力を惜しまない彼女だからこそ悩みやネガティブ思考というものが生まれてくるのかもしれません。

 

・やがてひとつの物語

 

新しいミュージカル調の曲で歌詞と歌詞の間にセリフも入るという斬新な一曲です。

あなたの理想のヒロイン→オードリー→やがてひとつの物語と来て、今回の曲は一番しずくちゃんらしさが出ていると思いました。

そして、歌詞全体を見て思ったこと、それは舞台に居るのはしずくちゃん1人ではなく「あなた」と2人であるということです。

特にサビに注目すると・・・

 

「きっと一緒ならどんな結末でも」

「ハッピーエンドに変わる」

 

歌詞を見た時「あなたのことめっちゃ好きやん・・・」って思いました(笑)

曲を聴けば聴くほどあなたへの想いが伝わってきますし、しずくちゃんの世界にスッと入り込んで舞台を観ているかのような感覚になります。

本当、大女優ですね。

 

・Fire Bird

 

ん?Fire Bird…ひのとり??

 

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おっとっと、すみません、これは近鉄特急「ひのとり」でした(笑)

まあタイトル聞いて真っ先にこの列車名が出てきたので…乗ったことないのでいつか乗りたいです。

 

はい、Fire BirdはWishのしっとりバラード系とはまた違った雰囲気になってますね。

しっとりというより情熱的な曲調です。

 

「理性なんて捨てて 本能のまま」

「そんな私を受けて止めてくれたのよ」

 

大人だな・・・!

 

この歌詞の曲を歌えるのは果林先輩しかいないと思いましたね。

こんな感じでお姉さんで大人っぽいですが、ストーリー等では勉強が嫌いという描写があり、そのギャップもあるのがまた魅力ですよね。

 

・楽しいの天才

 

愛さんの曲はやはりテンアゲな曲でした。

ラップが好きなのでこの曲はかなり刺さりました。

愛さん特有の明るい曲調と歌詞が嫌なことも全て忘れさせてくれるような感覚になります。

 

歌詞で特に好きな部分は、サビの全てです。

 

「楽しいから笑うんじゃなく」

「笑うから楽しいんだ!」

 

 

「悲しいから泣いちゃうんじゃなく」

「泣いちゃうから悲しいんだ!」

 

 

考えてみると本当にその通りだと思います。

例えば何か凹んだことがあったとしても面白いものを見て笑うと楽しくなってきますし、何かあって涙を流すとその涙は絶え間なく溢れ出てきて気持ちはどんどん沈んでいきます。

そのことをわかっている愛さんは楽しいの天才というだけではなく、気持ちに寄り添って安心させてくれる天才ともいえるなと思いました。

 

なんでもポジティブにさせてくれる愛さんの曲、初めて聴いた日から好き度はかなり上です。

 

・Märchen Star

 

彼方ちゃんのすやぴソングきましたね!

My Own Fairy-Taleから夢の世界を歌っていますが、この曲も夢の世界に飛び込んだような曲になっていて、ふわふわとした三拍子の曲と鬼頭さんの声が耳を癒してくれます。

 

耳のリラクゼーションと言える曲です💤

 

「どんな時だってね みんながいてくれたから」

「夢をみられる 溢れ出すのは「ありがとう」」

 

この歌詞は特に好きな部分で、キズナエピソードを読んでいると分かるのですが、彼方ちゃんは「ありがとう」という言葉を頻繁に言っています。

その「ありがとう」の程度もそれぞれ違うものなので、また読み返してから曲を聴くとより世界に引き込まれると思います。

 

一度でもいいから彼方ちゃんの夢の世界行ってみたいな・・・。

 

・LIKE IT!LOVE IT!

 

せつ菜ちゃんの大好きが溢れる一曲で、CHASE!から続けて聴くとせつ菜ちゃんの想いがより伝わってきます。

またキズナエピソードとのリンクがかなり強く、併せて聴くとさらに感動する一曲であります。

 

やはりせつ菜ちゃんの曲はこういうぶち上がり系が最高ですよね。

サビの疾走感がなんともいえないです。

 

「誰かが否定したとしても」

「私は絶対味方だから」

 

この歌詞は特に好きな部分なのですが、せつ菜ちゃんのストーリーを振り返るとこの歌詞の重みがすごくわかります。

両親から大好きなことを否定され、無駄だと言われてその大好きを隠してきたわけです。

認めてもらうためにした努力は並大抵のものではなかったはずです。

なので、仮に誰かが否定したとしても自分だけは絶対に自分を味方してあげようと、そんな心情が伝わってきました。

 

もう一度キズナエピソードを読み返してから聴くことを一番おすすめしたい一曲です。

 

・哀温ノ詩

 

来ましたエマちゃん!

Evergreen、声繋ごうよはスイスの草原で歌うエマちゃんの姿が想像できる曲でしたが、哀温ノ詩で雰囲気ががらりと変わります。

和風テイストの曲なのがびっくりでした。

 

そして歌い方も今までのふんわりとしててマイナスイオンという感じではなく、少し力強いですよね。

高音の伸びやビブラートが身体の芯まで響く感じで聴いていて非常に心地良いです。

 

 

「独り過ごす 月夜の日には」

「求めるままに ここに来ればいい」

 

特に好きな歌詞です。

力強い歌になっていますが、歌詞全体はエマちゃんらしく優しさに溢れていますね。

こんなこと言われたら迷わず行きますよ。

 

ところで「哀温」ってなんでしょうか。

聞き慣れないので意味を調べてみました。

 

・・・はい、エマちゃんのこの曲しか出てきませんでした。

ですが、のぞしさんという方が哀温について深く追求している記事がありましたのでこちらを参考にしてみてください。

 

note.com

 

「声相清雅、悦諸人耳。音体哀温、快衆類心」という漢文があるようですが、これは声明源流記という学術書の一説にあるそうです。

なかなか難しく非常に長くなってしまうので省きますが、ここから来ているという説

、また5chの書き込みにあった考察でマイナスイオンのイオン(ion)をあいおんと読み漢字を当てた説がありました。

僕は前者を支持しますが、後者の考察もなかなか面白いものです。

 

・アナログハート

 

はい来ました、璃奈ちゃんの曲です。

ドキピポ☆エモーション、テレテレパシーに続く中毒性がマックスな曲ですね。

 

僕は1stライブの円盤を観た感想の記事でも言いましたが、璃奈ちゃんの曲は全員のソロ曲の中で一番リピートしています。

ということはもうお分かりですね?リピート率No.1です。

ですが、もう一曲同率でNo.1の曲があります・・・それはまた後ほど。

 

今回の曲も電波ソングのような曲調で歌詞には「オンライン」、「パスワード」、「アクセス」というアナログとは対照的なコンピューター関連のワードが複数出てきます。

コンピューターに強く理系のエキスパートといわれるほど理系に強い璃奈ちゃんの特徴ではないでしょうか。

 

そもそもアナログとはなんぞやって思われる方もいらっしゃると思いますが、細かく書くとめちゃくちゃ長くなってしまうので省かせてください。

大雑把にはこんな感じですけどね。

 

「アナログ」

数値を、長さ・回転角・電流などの連続的に変化する物理量で示すこと。

出典:デジタル大辞泉小学館

アナログ(あなろぐ)とは - コトバンク

 

なんか本題から脱線してしまった感じですみません・・・。

璃奈ちゃんは方法や手段はデジタルですが、璃奈ちゃん自身はアナログなんでしょう。

アナログというワードはドキピポ☆エモーションの歌詞にも出てきます。

 

「心は割とアナログで」

 

今回の曲はそのアナログな心を全力で表現するという曲になっていますね。

また曲全体に言えることですが、「想い」を伝える、繋げるということを非常に大事にしています。

それはキズナエピソードにもしっかりと表れていて、読んだ後に聴くと目頭が熱くなります。

 

個人的に璃奈ちゃんは10人の中で一番成長の幅が大きかったと思います。

それは歌詞にもしっかり表れています。

 

「スマイルはもう隠さない」

「この目で見たい」

 

個人的に一番成長を感じられた歌詞です。

璃奈ちゃんは元々感情を表現することが苦手で璃奈ちゃんボードをつけています。

その璃奈ちゃんがスマイルという感情を出すと言っているので著しい成長があったと言えます。

 

「いつか素顔を見せる日が来たら」

 「そのときは笑顔で居たい」

 

ドキピポ☆エモーションのサビではこのように歌っていますが、その日が来たということが分かります。

キズナエピソードでも素顔を見せましたが、あの勇気は本当に褒めたいですよね。

璃奈ちゃんはいつか璃奈ちゃんボードを卒業しなければいけない日が来るはずです。

その日が来ても大丈夫なほど璃奈ちゃんは強くなり、成長し、想いを繋げること、伝えることを大切にしています。

きっと想いは伝わるし、繋がっていくでしょう。

今後も期待ですね!

 

決意の光

 

10人目の同好会メンバー、栞子ちゃんのソロ曲来ました!!

先ほど璃奈ちゃんの曲はリピート率No.1で同率の曲があると言いました。

 

それがこの決意の光です。 

 

栞子ちゃんが加入したことが本当に嬉しく、キズナエピソードを早く読みたいのと決意の光を早く解放したかったのでとにかくライブをしてキズナLvを上げました。

 

登場してから決意の光までのお話は以前記事にしたので、こちらを見てくださると嬉しいです。

 

kanagawaboy0911.hatenablog.com

 

文字数17,000字なのでさらーっと読むことをお勧めします(笑)

 

日本舞踊のような振り付けと衣装、和ロックな曲調、歌詞全てが合いすぎてて、曲を解放して初めて聴いた時は鳥肌が立ち、TOKIMEKI Runnersを初めて聴いた2年前の衝撃に近いものを感じました。

曲から歌詞からリズムから初めて聴いてここまで衝撃を受けて沼にハマるなんていうことはそんなにないので、なんというか一目惚れに近い感覚です。

 

決意の光が解放されるキズナエピソード6話を読んでから聴くと栞子ちゃんがどんな想いをもっているか、どんなスクールアイドルでありたいかが分かりますね。

同好会に入ったけど、どんなスクールアイドルになればいいか、その目標も分からず迷ってしまう描写がいくつかあります。

また悩んで「自分はスクールアイドルには向いていない」とまで言いますが、彼女自身の夢がスクールアイドルを通して実現できるのではないかというお話になります。

 

「今より少しでも、善い世界に変えたいです。」

「不幸な人がいない、そんな世界にしたいんです」

 

これはキズナエピソード4話でせつ菜ちゃんとあなたちゃんの前で言った言葉です。

そんな夢を持っていてスクールアイドルを通じて実現させていきたいと考えているようです。

 

そして6話では決意の光へと繋がるエピソードとなっています。

スクールアイドルの信念というものがまだはっきり分からず、ふわふわした感覚になっていて不安だけど、そんな不安を抱えていても今は大丈夫だよ、と支えられる歌を歌いたいと栞子ちゃんは言います。

 

歌詞にもそのような心情が表れていますね。

 

「例え今はまだ漠然とした夢でも」
「一歩前に踏み出してみれば明日は変わる」

 

サビ前の歌詞ですが、ここからは漠然とした夢、スクールアイドルとしての夢のことを歌っていることが伝わってきます。

その夢は今はまだはっきりとはしないけど、一歩踏み出せば夢へ近付けるということです。

 

歩夢ちゃんの最初のソロ曲、夢への一歩とも関連しているのではないかと個人的には思いました。

栞子ちゃんは歩夢ちゃんと一緒に歩んできたところが非常に多いので、ここで歩夢ちゃんの要素が入ってきたのかもしれません。

 

「髪飾り強く結び直して 翡翠色の光放って」
「進んでゆく迷いの向こう側へ」
「揺るぎないキズナ胸に 物語は次の舞台へ」
「そうここから輝き紡いでゆけ」

 

サビの歌詞を見ると夢へ一歩踏み出す決意を歌っていることがわかります。

翡翠色とは栞子ちゃんのイメージカラーですね。

 

サビの歌詞だけでも強い想いが伝わってきます。

「紡ぐ」の意味は元々綿や繭から繊維を引き出して、それを合わせて糸にすることを意味しますが、この場合はぼんやりとしていた夢を一筋ずつ引き出してはっきりさせて、その夢を現実のものにしていくという意味になります。

つまり、スクールアイドルを通じての夢、「より善い世界を作りたい」という夢をはっきりさせて実現させようとしているのです。

 

栞子ちゃんのその夢、きっと叶うよ。

 

・TOKIMEKI Runners 17章ver

 

ここに来て虹ヶ咲の始まりの曲、そのリメイク版が来ました!

まだスクスタが17章までいってない方、早めに進めて聴いてください!!!

イントロから鳥肌半端ないですよ!?

 

以前、1stライブの記事で「原点にして頂点」と言いましたが、まさにそれで僕の中では原点にして頂点です。

栞子ちゃんが加わり、また新しいスタートを迎える虹ヶ咲には相応しい曲であると思います。

 

あと一つエモいところは本来なかった栞子ちゃんのパートは歩夢ちゃんのパートと一緒になっているところです。

歩夢ちゃんと一緒に歩んできたとも言えるので、このようなパートにしてくれたことは2人の推しとして非常に嬉しいですね。

本当、ありがとうございます。

 

「どうなるかは僕ら次第」

「どうしたいかは僕ら次第」

 

2ndライブまでの道のりや栞子ちゃんの加入があった今、この歌詞の意味がどんどん大きくなっていることが分かりますね。

 

・Just Believe!!!

 

10人での曲で最新の曲がこのJust Believe!!!です。

アップテンポな曲調で、ライブではぶち上がれる曲ですね。

 

Just Believeを翻訳すると「ただ信じて」、「とにかく信じよう」という意味になります。

新しいスタートを迎えた10人の虹ヶ咲の心情を表す曲になっていると思われます。

 

 

「もう一人の夢じゃないね」 

「だからどこまでも行ける」

「限界のその向こうに」

 

一人の夢じゃない、それは基本ソロで活動している同好会のみんなのことを歌っていると思われます。

また、僕は栞子ちゃんの語っていた夢のことを歌っていると解釈しました。

より善い世界にする、それは同好会のみんなにも関係することなので、もう一人の夢ではないと言えるでしょう。

 

これからの同好会がますます楽しみになりました。

 

はい、こんな感じで3rdアルバムの感想を書いてきましたが・・・全然さらっとじゃなかったですね(笑)

明日は前夜祭生放送、そして12日、13日はいよいよ2ndライブですね!!

無観客ライブですが、画面越しで全力で応援しましょうね!

 

僕は前夜祭の日が誕生日なのでライブ含めて最高の誕生日プレゼントをもらいます。

幸せ者です。

 

では、この辺で。

最後まで読んでくださりありがとうございました。