白と黒

皆さんこんにちは。

 

 

今回はしずくちゃん回ということで演劇の世界に飛び込めるのか?と思っていたら少し違っていて、自分を出すことについて悩む姿が描かれていましたね。

かなり考えさせられる回でした。

 

舞台の主役に抜擢されたしずくちゃんでしたが、部長から「降板」を言い渡されます。

理由は自分をさらけ出すことが必要でそれができていないからというものでした。

しずくちゃんは自分をさらけ出すことが怖い、自分を出して他人から嫌われることが怖い、自分が自分でいるのが怖い…そう感じていました。

 

全体を見てここまで共感する回は今までなかったなと思いました。

キャストさんもすごく共感していて、おそらく役者をしている方の多くはしずくちゃんと同じことを思ったことがあるのではないでしょうか。

役になるというのは厳密に言えば「その人ではない」ので、この人になれば自分ではないと言うある意味安心感があると思います。

ですが、誰の役でもない自分自身を出すというのは拠り所がなくなるわけですし、ありのままの自分を出せと言われたらものすごく不安になることは容易に想像ができます。

 

また本音を言うのが怖いというのも非常に共感しました。

僕自身も本音を言うのが怖いですし、嫌われたくないという思いがかなり強いので思ってもないことを言ってしまったり、その場で取り繕ったりしてしまうことが多々ありますし、ありました。

そうやって隠すのはかなり辛いけれど、周りの空気が良ければそれでいいか…と自分を納得させてここまでやってきました。

僕は役者でもなんでもないですが、違う自分を演じたり本音を隠すことはよくあるので共感するところが数多くあった感じです。

おそらく、同じように思っている方は他にもいるのではないでしょうか?

 

かすみちゃんはしずくちゃんの異変にすぐ気付き、降板の話も聞いていて、1年生組でしずくちゃんを励まそうと遊びに連れ出したのが本当に良かったな〜って思いました。

1年生組を見て思ったのが、璃奈ちゃんは「本音は言えるけど表情に出すことが苦手」、かすみちゃんは「究極にかわいいを演じる」、そしてしずくちゃんは「誰かを演じるのは得意だが、自分を出すのが苦手(怖い)」というタイプに分かれているということです。

対比するのが璃奈ちゃんとしずくちゃんだと思います。

それぞれ違うタイプだからこそ一人一人をよく見ていて、しずくちゃんのこともすぐわかったのでしょう。

 

璃奈ちゃんが愛さんとの話をしてかすみちゃんにしずくちゃんには誰がいるのか、それを話した時にはすごく成長を感じられたし、愛さんとの出会いを本当に大切にしているのがすごく良い子だなと思いました。

泣いているしずくちゃんの元に駆けつけるかすみちゃん、ここからのシーンがもう神!本当に神でした。

顔を近づけるところとか、パンチをするかと思ったら愛のある痛みもなさそうなデコピン、そして言葉…

 

 

もしかしたらしず子のこと好きじゃないっていう人もいるかもしれないけど、私は桜坂しずくのことが大好きだから!

 

かすみんにここまで言わせたんだから、絶対に再オーディション合格してよね!」

 

 

もう、「あなたの理想のヒロイン」というか「あなたが理想のヒロイン」ですよね…

なんですかこの圧倒的ヒロインは!!!

本当に心持っていかれそうになりましたよ。

かわいい、けど力強くてたくましい言葉…控えめに言って神です。

あと一人称が「私」になってたのも本気度が伝わってきてとても良かったです。

そして最後の泣き笑いするしずくちゃんがとにかくきれい…ああ、もう最高です。

 

再オーディションに合格したしずくちゃんは舞台に立ちます。

そして披露された曲は「Solitude Rain 」


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PVに出てくるここ、好きです。


 


【SPOT】TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』挿入歌シングル第三弾「Solitude Rain / 桜坂しずく(CV.前田佳織里)」(30秒Ver.)

 


雨の描写がとにかくきれいで見入っちゃいましたね。

Solitudeの意味は自分から積極的に一人になるプラス要素の「孤独」の意味もありますが、このタイトルの意味は舞台の名前になっている「荒野の雨」を意味すると思います。

英訳にするところにすごくセンスを感じられました。

このアニメ本当にすごいですね?

 

現実の舞台で黒のしずくを演じていたのはなんと部長!!

確かに身長差が少しありましたよね。

空想の白のしずくと黒のしずくは同一人物なので背丈は同じです。

部長の演技がうますぎて最初は部長だってわからないくらいでした。

リアルに「なるほど…」と画面の前で声に出してしまいました😂

本当に良い舞台だったと思います。

 

最後には本音を言えたしずくちゃん、白と黒どちらも自分であることは変わりないですが、これからは前向きに自分を少しずつでも出していけると思います。


演劇部や同好会のメンバー、そして何よりかすみちゃんや璃奈ちゃんがいるから大丈夫でしょう。

特にかすみちゃんとは友達以上のものがあると思います。

素敵な人たちに恵まれて幸せ者ですね。

 


今回はここまで!

とても共感しましたし、なんか勇気もらいました。 

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!